新年 ビジョン実現のためのBE,DO, HAVE

新年にあたって、多くの人が新たな望み、新たな企画、新しい自分への夢を思う。

これは、言わば、人それぞれの「ビジョン」ということができる。

「ビジョン実現のためのBE,DO, HAVE」というものがある。

ビジョン実現のための順序といってもいい。

ビジョン実現のための心の内面的なものを重視したものだ。

BE (ビー)というのは、「である」ということだ。

まず、外面的な状況はどうであれ、心の中でビジョンが実現した「状態」になってしまう。

態度と行動を未来に引き上げる。

その態度と状態「BE」が、自然に行動「DO」を生み出す。

現実や環境への多くの働きかけ「DO」が、成果をもたらす。

成果を持つ「HAVE」ことになる。

行動「DO」によって、今や現実に手にした「HAVE」ものこそ,

先に心の中で、「BE」として感じていた現実だ。

IBMという大企業を育てたトーマス・ワトソン。

小さな企業であった時から大企業である「BE」として行動していた。

その結果として、IBMが大きな企業になることができた。

ともすると、先に「DO(行動)」や「HAVE(成果)」を追い求めることが始めることが多い。

しかし、心の中で、心の状態として、新しい自分であることを「想像力」において実現することが

遠回りのようでいて、案外、近道ではないかと思う。

まず 「BE」であれ。

しかる後、「DO」。 

そして「HAVE」.。

「ビジョン」は、いつの間にか達成されている・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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