33の出会いが人生を変える?

京都には、有名な「三十三間堂」がある。

国宝でもある。

2012年のNHK大河ドラマの主役でもある平清盛が、後白河上皇のために資材を提供したという。



「三十三間堂」の「三十三」とは、建物の構造によって名づけられているが、もともと観音様に由来している。


観音様は、観自在菩薩という名で「般若心経」にも出てくるが、多くの人を救うために33種の姿になって人の前に現れるやさしい菩薩だ。


我々も知らずに「観音様」に会っているのかもしれない。

今年、出会った人の中に、もしかしたら、観音様がいらしたのかもしれない。

来年、会う人の中にも・・・。


いや、今日会う人もそうかもしれない。


「観音」とは、人のことなのだ。


33の姿で現れるということは、人生の中で、33の出会いがあるのかもしれない。

33の出会いが人生を変える・・・。



年を重ねてくると、「観音」に会うということを心がけるより、

自分が誰かにとって、役に立つ存在でありたい、

「良い出会いだった」と思われるような出会いにしたい、

ということを思うようになった。


またその責任を感じる・・・。


では、

皆様 良いお年を

また 来年も良い出会いがありますように


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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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