「職業に貴賎はない。しかし、生き方には…」

「職業に貴賎はない。しかし、生き方には貴賎がある」
という言葉に出会った。

前半は、しばしば言われるところだ。
しかし、後半の部分は知らなかった。

「なるほど」と思うものがある。

「職業」は、それぞれが「貴い」ものだ。

「職業」は必ずしも自分で選べない場合もある。

偶然に「この仕事」に行き逢った。

たまたま「この会社」で働くことになった。

などということも案外よく聞く話だ。

その偶然を覚悟を決めて、やり通す
(勿論、人に迷惑をかけるような仕事、職業は論外だが)。
それが「仕事」でもある。

一方、「生き方」とは、自分で選べるものだ。

どのような生き方をするのか、
「貴」とするか
「賎」とするのかは、
それぞれに任されている…。

そんな内容が、
「生き方には貴賎がある」
という言葉に含まれているのではないだろうか・・・?

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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