消費税増税が決定

来年4月からの消費税の増税が決定した。
タイミングとしては、この時期しかないだろうというものだ。

1日に日銀が発表した1万社の企業による経済観測の見通し(短観)が大きく伸びている。
2008年のリーマンショック前以来の水準だ。

東京オリンピックの開催も決定し、大きな公共投資も持続的に実施されることになる。
現在は、円安基調が続いていて、輸出も伸び始めている。
輸出面の大きい製造業だけでなく、内需にかかわる非製造業の景況感も良い。

社会保障費が増大している現状では、景気に左右されない安定財源である消費税の増税は、
避けられないところだ。

しかし、諸外国のように、食料品への消費税課税は、廃止すべきではないか。
所得の低い人には、基礎生活費への増税は厳しいものだ。

復興特別法人税の1年前倒しでの実施など、大企業の活力への配慮が大きいとされる安倍政権だ。
今後、さらなる消費税の増税も想定されている。

消費税にかかわる、より良い制度設計も必要であろう…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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