潜在意識の力とコーチング

人間の心は、深い。
意識している心の下に、意識にはのぼらない心がある。

潜在意識だ。
潜在意識には、大きな力がある。
何よりも根源的な「生命力」と繋がっている部分だ。

潜在意識は、途方もなく長い人間の進化の歴史の記憶さえ保持しているとも言われる。
一人の人間も、長い進化の歴史を再現して、人の形になっていくのだから…。

潜在意識は、多くの場合、封印されている。
あまりにも強い力を持っていることもその原因の一つだろう。
代わりに、社会的な「自己」、意識的な「自己」が、主役となって日常生活を送っている。

潜在意識は、豊かな海であり、
この海と切り離されると、人の心も涸れていく。

逆に、この潜在意識にまで到達するような「問いかけ」をうまく行うと、
普段の意識では、気づかないような豊かさが、明らかにされる。

自分でも思ってもみなかった「資源」が、地下に埋もれていたことに気づく。
この力が、「望ましい未来」への実現の大きな手助けになる。

「理想の自分、理想の状態」と「現実の自分、状態」とは、
あまりにかけ離れているように感じられるかもしれない。

しかし、潜在意識の海の中では、それは、容易に結びつくことができる。
そして、「潜在意識にあることは、現実の生活にも表れてくる」のだ…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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