世界最高峰のクラブチームである「バルサ」こと「バルセロナ」が、本日の決勝に出場する。
バルサのサッカーは、見ていて楽しいし不思議だ。
とりわけ、メッシ。
メッシは、アルゼンチン代表のFWでもあるが、いつもやっているこのクラブでの動きは滑らかだ。
メッシを見ていると、ボールがないときは、ゆっくりと歩いていたり、止まっていたりする。
ボールが来ると意表をついた方向へ、意表をついた出し方で、パスを出したり、走り出したりする。
「遊んでいる」という感じだ。
「ボール」という不思議な生き物の不思議な動きと遊んでいる。
ボールがメッシンの足に「吸いついている」と言われる。
メッシもまたボールそのものになったような感じで転げだす・・・。
日本のサッカーも相当レベルが上がってきたのだが、この「遊び」が見える選手は、まだあまりいない。
以前のカズ、三浦知良には、そのような感じがあったが・・・。
「遊び」は、最高の技術に裏付けられたものなのだろうが、日本の選手にも遊んでいるように
プレーをする選手がもっと出てくることを期待したい。
観客としても、それがとても面白い。
さて、今夜の「最高の遊び」はいかに・・・。