「人生の三つの価値 二 体験価値」…フランクフル 5

「人生の三つの価値 二 体験価値」

二つ目の価値として「体験価値」が挙げられている。

体験価値とは、何かを体験したり、誰かと出会うこと。

世界から与えられたことを受け止めることによる価値。

瞬間瞬間に「至高の体験」がありうる。

「収容所へ向かう護送車の鉄格子の中から、

夕映えに染まるザルツブルクの山並みを見上げたとき、

その美しさにうっとりとしていた…」

目に見える成果がなかったとしても、

「内的な体験」自体にも価値がある。

「感動価値」だ。

「この瞬間に出会うために生きていたんだ!」

「時間よ止まれ!」と叫びたい…

人生の価値には、何かの体験や人との出会いがある。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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