「人生の三つの価値 一 創造価値」…フランクフル 4

人間にとって意味あることと感じられるものが三つあるとフランクフルは言う。

その第一番目は、

「行動によって何かを創造すること」、

「創造価値」だ。

「その人によってなされるのを待っている仕事」

「その人によって完成されるのを待っている芸術作品」がある。

フランクフルにとっては、初めての自分の本だった。

仕事といっても必ずしも人の注目を浴びるような大きな仕事である必要はない。

自分にとって意味あると感じられる仕事であればよいのだ。

例え小さな仕事と人に思われたとしても…。

フランクフルによれば、幸福は直接求めて得られるものではない。

全身全霊で仕事に没頭することによって得られる「副産物」だ。

「成し遂げるべきことを成し遂げよう」

その時、人は幸福感を味わうことができる。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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