社長のためのポーター競争戦略 その1-23  「吸収合併と業界の動向」-多数乱戦業界で生き抜く

社長のためのポーター競争戦略 その1-23  「吸収合併と業界の動向」-多数乱戦業界で生き抜く

分割されている業界をまとめあげていくにはどうしたらいいのか?

ポーターは5つの方法を挙げている。

その4 「吸収合併して利益が出る規模まで大きくする」

規模を大きくすれば、規模から享けるメリットが大きくなるとわかっているなら、

とにかく、吸収合併していくという戦略がある。

この戦略を取る企業も時折、耳にする。

オーソドックスな戦略の一つだ。

その5 「業界の動向を素早くつかむ」

買い手の好みの変化、流通チャネルの変化、代替品の登場など、

いろいろな要因が、多数乱戦の原因に影響を与える。

こうした要因による業界の変化の動向を敏感につかみ、

自社に有利な地位を占めることだ。

このためには、広い視野と洞察力が必要だ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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