パナソニックの「中期経営計画2013」 次の収益の柱は…?

今月末(3月28日)に発表予定の「パナソニックの中期経営計画 2013-2015」が、

注目されている。

パナソニックは、現在2年連続で大幅な赤字を計上している。

最近の円安は、業績にとってはやや追い風になっているが、根本的な事業構造の見直しが必要となっている。

最近は、新聞記事にも関連ニュースが流れ始めている。

「テレビ事業の大幅縮小」、「半導体の生産終了」、「ヘルスケア事業の売却の検討」など…。

デジタル機器関連は、コモディティ化しして強みを生かせない。

ヘルスケア事業の売却検討は、少し意外な感じだった。

ヘルスケア関連は、まだまだ巨額な投資が必要というのが、売却の理由のようだ。

今後は、企業向けBtoB事業にかなりシフトしていく方向のようだが。

どうも次の収益の柱がまだ見えてこない…。

津賀一宏社長が、パナソニックという巨艦を

これから、どのような方向へ引っ張っていこうとするのか?

中計の発表が注目される。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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