社長のためのポーター競争戦略 その1-16  「各地域の条例」-多数乱戦業界で生き抜く

社長のためのポーター競争戦略 その1-16  「各地域の条例」-多数乱戦業界で生き抜く

法律や地方の条令で、競争が限定されている場合がある。

以前は、酒類の小売り免許を取得するには、他の店と一定の距離が必要だった。

現在では、自由化されているが、他にも一定の制限がある業界がある。

ポーターは、

「ドライ・クリーニング」と「眼鏡の調整」を挙げている。

「競争の戦略」が書かれたのは1980年頃だ。

この頃、アメリカでは、「眼鏡の調整」は、競争が規制されていたのか…?。

現在はどうなのだろうか?

この時は、相当な政治的パワーを持っていたのだろうか…。

(調べてみると、日本でも現在「認定眼鏡士」という資格があった)

地方によっては、それぞれの地域特性などから、独自の規制を持っているものも数多いと思われる。

こうした規制がある業界では、「規模の利益」を追求する統合化はできにくい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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