リーダーに必要なコンセプチュアル・スキル 第11項目
「謙虚さ」
同時に
「品の良さ」
「謙虚さ」と「品の良さ」をヘルムート・マウハー氏は同時に提示している。
ここでは、謙虚さとは、品の良さにつながると解釈しておこう。
「謙虚さ」とは、「傲慢さ」の反対語になるだろう。
「謙虚さ」は、他を尊重する態度だ。
これに対して、「傲慢さ」は、他よりも自らを尊重する。
「謙虚さ」は、何かを受け入れる余地を持っている。
他人や、他人の意見、価値観、
あるいは、新しい環境など。
これに対して、「傲慢さ」は、何かを受け入れる余地はあまりない。
「傲慢さ」は、「品のなさ」、つまり「下品」につながるが、
「謙虚さ」は、「品の良さ」につながる。
「傲慢」な人に、長くついていくことは難しい。
「謙虚」な人になら、ついていくことができる。
「品のない」人に、長くついていくことは難しい。
「品の良い人」に、ついていくことはできる。
人がついていきたいと思う人が、リーダーだ。
リーダーの条件として、
「謙虚さ」と「品の良さ」がある。