ヤフーとアスクルという異色の組み合わせ。
アスクルは、プラスという文房具の会社を母体にしてできた会社だ。
主に中小企業の事業所向けに、事務用品などを「明日来る」というスピードで配送している。
今年4月にヤフーがアスクルの株の42%を得て、筆頭株主となった。
アスクルの持っている強みは、
①品揃え(文房具など)
②価格(メーカーとの直接取引)
③物流(全国6ヵ所の物流拠点)
ヤフーが持っている強みは、
①知名度
②集客力(検索エンジンの利用者)
③決済機能(カードなど)
ネットショップとしては、アマゾンや楽天に差を広げられているヤフー。
成長が頭打ちとなっているアスクル。
両者が組んだ個人向けネット通販「ロハコ」が11月20日から本格稼動した。
5年後に売上高5000億円を目指す大きなビジネスだ。
流通各社もネット通販に本格的に力を入れてきたが、「ロハコ」は、どこまで、消費者の心を掴むことができるだろうか…。