リーダーに必要なコンセプチュアル・スキル  第3項目

リーダーに必要なコンセプチュアル・スキル  第3項目

会社の内外へのコミュニケーション能力と

人をやる気にさせる力

経営者としてのリーダーの企業の外へのコミュニケーション能力は重要だ。

特に公開企業の経営者にとって必要とされる。

業界のトップ企業には、多くの情報が集まってくる。

相した情報を元に、業界や経済の見通しなどに経営者のすぐれた見解があれば、新聞や雑誌などからの取材も頻繁に行われる。

企業の知名度が上がり、企業価値の向上にも役立つ。

会社の中に対するコミュニケーション、メッセージ能力も経営者の必須の要件だ。

戦略や経営目標に、意欲を起こす血の通ったストーリーを語れるのは、経営者しかいない。

何のために仕事をしているのか?

今は我々はどこへ向かっているのか?

その先には何があるのか?

何を基本として行動すべきなのか?

リーダーは、こうした内容を、常に、何度も、語り、人々にやる気をおこさせなければならない。

また、語ると同じだけ、あるいはそれ以上に、多くの声に耳を傾けなければならない。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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