リーダーに必要なコンセプチュアル・スキル  第2項目

リーダーに必要なコンセプチュアル・スキル 第2項目

 「学習能力、新しいことへの敏感さ、将来起こりうることに対する想像力」


学習すること、学ぶということは、自らを変えていくことだ。

リーダーは、常に、新しいことに敏感でなければならない。

「新しいこと」は、もしかすると、組織の存続に決定的に重要な事態が起こる「兆し」なのかもしれない。

あるいは、決定的なチャンスが来ようとしているのかもしれない。

競合企業よりも、また、できれば、顧客よりも先に、そ「の新しいこと」に気づき、対応していきたい。

「新しいこと」は、まだ、ほんの小さな端緒でしか過ぎない。

想像力をたくましくして、この小さな芽が大きく育った姿を思い浮かべる必要がある。

見えないものをありありと見ていく力が必要だ。

それが想像力だ。

階層が上がるにしたがって、リーダーにとって、想像力は、ますます重要になる…。

(参考:「ネスレ」名誉会長ヘルムート・マウハー「階層が上がるにしたがって必要になるリーダーの能力リスト」)。 

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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