「ダブルエントリーシステム」は、世界標準の企業情報システム…

「ダブルエントリーシステム」は、世界標準の企業情報システムだ。

現在のところ、企業に関する、世界で最も信頼できる情報システムだ。

すべてのステークホルダーは、このシステムによるレポート(報告書)をベースに意思決定する。

このシステムは、個人、企業、自治体、国、世界の経済についても、同じ原理で適用されている。

このシステムは、企業内外の経済的行動のすべてを瞬時に表示する。

刻一刻と変化する姿を表示することができる。

過去と現在、

そして、現在から未来を予見させる。

未来への出発点となる現在を示している。

500年ほど前に、このシステムを見出した数学者は、

このシステムに、

「宇宙」を見た。

「運動」と「静止」、

「流出」と「流入」が、

常にバランスする。

終わり無き変転、

生成変化だ。

その変化が、左と右で、常に一致し、バランスする。

バランスしていないとき、何かがおかしい。

良くないことが起きている。

そして、システムの真ん中を貫く軸は、

「中庸」である。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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