「パチオリ図」に、「プラス」と「マイナス」の表示をしているもの。
それが、「プラスマイナス(+-) パチオリ図」だ。
「パチオリ図」のビジネスゲームを研修で実施していて、ある時に気がついた。
「プラス」と「マイナス」をハッキリと表示していいのだ、と。
だから、現在の「パチオリ 7」のゲームボードでは、すべて、「プラス」「マイナス」の表示をしている。
先日も、ある大手企業の経理グループリーダーの方から言われた。
「あの本(拙著「経理のしくみ」)で、ああ、これだと思いましたよ」と。
本では、「プラスマイナス(増加と減少) パチオリ図」を紹介している。
「パチオリ」のビジネスゲームによる「経理」習得は、あまりに直接的で、あまりに早く理解できてしまう。
普通の教育方法では、ハッキリと教えられないことも学べる。
パチオリ図の左側、資産(赤)と費用(青)は、「左がプラス」だ。
パチオリ図の右側、負債(緑)、純資産(黄色)、収益(オレンジ)は、すべて「右がプラス」だ。
「借方(かりかた)」「貸方(かしかた)」ではなく、「プラス」と「マイナス」で良い。
「複式簿記(ダブルエントリーシステム)」は、「場所計算」。
「場所の計算システム」だ。
複式簿記と財務諸表、経営分析、キャッシュフローを学ぼうとする人は、「パチオリ図」によるビジネスゲームを早く体験していただきたい。
貴重な時間を無駄にしないために…。