「リーダーシップは一貫性に支えられるものである」…ドラッカー

「リーダーシップは賢さに支えられるものではない」

「リーダーシップは一貫性に支えられるものである」

とドラッカーは言う。

リーダーに「賢さ」よりも「一貫性」が求められる。

「愚直」であってもいいのだ。

「筋」が通っていること。

「ブレない」ことが求められる。

どうも言うことが、その場、その場で変わる….

どうも言っていることとやっていることが異なる…。

そんなことをたびたび感じると、その人に「ついて」行きたくなくなる…。

ついて行くことに、どうも確信がもてない。

その人が信用できなくなる。

ドラッカーは再び言う。

「リーダーの要件は、信頼が得られることである」

「信頼が得られない限り、従う者はいない」

「そもそもリーダーに関する唯一の定義は、つき従う者がいるということである」

「一貫性」

リーダーには、状況が変化しても、根本において変わらない言葉と行動が求められる。

それは、「誠意」とも呼ばれるものだろう…。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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