会社における女性の育て方 「賢い女性が二人いると…」

最近、「賢い女性が二人いると会社は伸びる」という本を出版したコンサルタントの中神公子さん。

25年間で3,000社以上を指導してきたという…。

中神さんが、会社における女性の「育て方」について、提案している(雑誌「致知」9月号)。

「賢い女性」の三つの特徴。

1.「ハイ」と言って行動に移すことができる素直さ。

2.自分の立場・役割を理解して行動でき、人の批判をしない。

3.物事を前向きに考えることができる。

こうした「賢い女性」を育てるには、女性の本質を知る必要がある。

中神さんは、女性の本質を、「女の子の絵」から解き明かす。

典型的な「女の子の絵」は、自分を中心にお花畑、蝶々、小さな家、子犬などが描かれることが多い。

(一方、男の子の絵は、自分は描かれず、「ロボット」など自分が興味を持っているものが描かれる)。

こうした絵から、女の子(女性)の「自分中心性」、「環境への注意」、「安全、安心」、「友人との関係」がよく窺われるという。

女性の特質を踏まえて、正しいトレーニングをしていけば、「賢い女性」になれる。

ただ、「賢い女性」が一人だと、仕事が集中してきて、負担に耐え切れなくなってしまう。

10名から30名くらいの会社に、二人の「賢い女性」がいれば、慰めあったり、共感したりして、頑張ることができるのだそうだ…。

「賢い女性」の三つの特徴は、女性だけに限らず、男性もまたそうありたい姿だ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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