デールの「経験の円錐形」・・・「やってみる」学習の効果

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Learningエドガー・デールという教育学者が1969年に「経験の円錐」というコンセプト図を発表した。
学習効果の円錐(三角形)」とも言うべきものだ。

「学習後に2週間経って、どれだけ覚えているか?」
という問いかけに対する調査の答えを図解したもの。

1.「読む」→ 10%

2.「聞く」→→ 20% 

3.「見る」 →→→ 30% 

4.「見る」と「聞く」→→→→50%

読む」よりも、「聞く」ほうが、印象に残る。
聞く」よりも、「見る」ほうが、より深く印象に残る。
見て」、「聞いた」ほうが、もっと覚える。

それでも半分程度だ。

もっと効果を上げるには、どうしたらいいのか?

「受身」ではなく「能動的に」なることだ。

能動的」とは、

5.学んだことを「話して」みる→→→→→70%に上昇する

6.「話し」さらに「やってみる」→→→→→→90%になる!

現実にやってみるのが一番良いが、シミュレーションでも効果は、90%に近い。

ここに「やってみるシミュレーションを使った教育効果の高さを知ることができる・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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