「強い使命感」が最初からあったわけではなかった・・・

仕事に「強い使命感」を持って取り組めるということは、大変素晴しいことだ。

「~しなければならない」という強い思いを持って取り組む。

「使命感」を持って仕事に取り組めるかどうかで、当然、業績に大きな差が生まれる。

「使命感」があるから、いろいろと工夫もする。

何よりも、多少のことでは「へこたれ」ない。

打たれてもまた立ち上がる。

「使命感」は、その原動力となる。

高い業績を上げ続けている人は、この「強い使命感」を持っているという調査結果がある。

しかし、「強い使命感」が、「最初から」あったわけではなかったのだ・・・。

「強い使命感」を得たのは、実は、仕事を続けてきた結果である。

仕事に打ち込んで、次第に面白さがわかる。

何よりも顧客に喜んでもらえる。

顧客から感謝される。

そうした中で、仕事の深い「意味」を知り、その仕事に「強い使命感」を持つようになる。

真摯な取り組みを続ける。

   ↓

続けることで「使命感」を得る。

   ↓

「使命感」を得ることで、さらに長い取り組みを続けることができる。

最初から「強い使命感」を持つ「スーパーマン」がいたわけではない。

粘り強く継続して取り組んだ人が、「強い使命感」を持つ(スーパーマンになる)のだ・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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