中堅企業向けにソリューションを提供している協立情報通信という会社が、経営情報を3つの情報に分類していた。
第1情報 会計(基幹)情報 ・・・決算に必要な情報
第2情報 活動情報 ・・・企業内の活動に関する情報
第3情報 外部(環境)情報 ・・・経営トップ層が戦略経営判断をするなどに必要な外部情報
経営情報と会計情報の結びつきという観点から見ると、まず市場や環境についての外部情報があり、次に企業内の活動に関する内部情報があり、その結果として、会計情報に投影されるという流れが見えてくる。
情報は判断や行動に結びついて初めて価値を生むものとなる。
情報機器に関する「リテラシー(読解力、操作能力)」もさることながら、経営情報そのものに対する「リテラシー」を向上することで、判断力が向上し、成果に行動が結びつく。
「問題が何か?」あるいは「何が問題か?」という正しい「問題意識」こそが適切な情報を引き寄せる。
情報の活用は、人の成長と切り離せない・・・。