社長のためのポーター競争戦略 その1-1 多数乱戦業界で生き抜く 

「現代の孫子」とも言われるハーバード大学のマイケル・ポーターの競争戦略論を

経営を実践する社長の立場で見ていこう。

まずは、「多数乱戦業界」で生き抜く戦略から始めてみる。

「多数乱戦業界」とは何か?

多くの中小企業や個人企業がひしめいている業界だ。

ここには業界を牛耳るガリバー企業がいない。

市場の大きなシェアを持った企業がいないのだ。

英語では、「フラグメンテッド(バラバラの)」業界となっている。

サービス業、小売業、卸売業

木材・金属加工業、農産物、広告制作等…

技術が必要な業界もあれば、そうでない業界もある。

多くの産業の中に、こうした業界はある。

こんな業界の中で、

「生きぬき」「勝ち抜く」競争戦略は

どう考えて作ればいいのだろう…?

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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