「ぶつからない車」を目指すスバルの「アイサイト」が好評

スバル (富士重工)の運転支援装置「アイサイト」 が好評だ。

「アイサイト」が欲しいためにスバルの車に代えるという人も多くなっているとか・・・。

運転席の上方に「ステレオカメラ(モノを立体的に見るための二つのカメラ)」を取り付けるだけ。

価格は10万円だ(「保険より安い」という声も)。

衝突してからの安全性を追求するのではなく、「衝突しない」ことを追及。

このカメラで、障害物を認識し、自動ブレーキによって車両を減速・停止させる。

渋滞の時でも、前方の車の動きを自動的にフォローするのでイライラしない、

高齢者の事故が多い誤作動発進も防げる、などいろいろな機能がある。

専用LSIとカメラを日立製作所とともに独自に開発。

20年間、ヒッソリと研究されてきた技術が花開いた。

トヨタの絶好調スポーツカー「86(ハチロク)」でも提携先のスバルの技術が生きている。

やはりメーカーにとって独自技術というのは、大事なものだ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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