今日は、東京では173年ぶりの皆既日食。
しかし、天気が心配だ・・・。
さて、昨年の秋の再来も心配される欧州債務危機。
先週のG8では、財政再建と成長の両立を目指すということで一致した。
今回、フランスで「緊縮より成長」を掲げて当選したオランド新大統領が登場。
これまでの緊縮策の一辺倒への反発もあり、流れが変わらざるをえない。
財政再建と成長の両立ということは、成長につながる投資に絞り込んでいくということ。
日本でも長い期間、あれこれとトライしているが、なかなか有効な投資ができていないが。
欧州危機への対応には、欧州の枠組みの進化も必要となっている。
昨年の危機で、各国に財政規律を求めるしくみが導入された。
今後さらに、「財政統合」へと進まざるをえないと見られる。
欧州は、危機に見舞われながらも、なんとか少しずつ前進していくものと信じたい。