欧州債務危機 財政再建と成長の両立?

今日は、東京では173年ぶりの皆既日食。

しかし、天気が心配だ・・・。

さて、昨年の秋の再来も心配される欧州債務危機。

先週のG8では、財政再建と成長の両立を目指すということで一致した。

今回、フランスで「緊縮より成長」を掲げて当選したオランド新大統領が登場。

これまでの緊縮策の一辺倒への反発もあり、流れが変わらざるをえない。

財政再建と成長の両立ということは、成長につながる投資に絞り込んでいくということ。

日本でも長い期間、あれこれとトライしているが、なかなか有効な投資ができていないが。

欧州危機への対応には、欧州の枠組みの進化も必要となっている。

昨年の危機で、各国に財政規律を求めるしくみが導入された。

今後さらに、「財政統合」へと進まざるをえないと見られる。

欧州は、危機に見舞われながらも、なんとか少しずつ前進していくものと信じたい。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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