ビジョンは、会社の財産、資産だ。
会社に成長をもたらす見えない装置。
ビジョンがある会社は豊かであり、ない会社は貧しい。
前者は豊かになり、後者は貧しくなる。
ビジョンは目指すべき土地を示す。
人間は、具体的にありありと思い浮かべられた「イメージ」に惹きつけられる。
もし、その中に自分自身も映っているイメージなら、より一層惹きつけられる。
ビジョンは、組織で共有された将来のイメージ。
そのイメージが一人ひとりのこころの中まで浸透すると、組織の強力な力となる。
人は、未来が見えないと絶望の淵に落ち込む。どうしても「未来」を持ちたいと思う。
未来の姿を見せるビジョンは、現在の仕事の「意味」も明らかにしてくれる。
現在の仕事の意味づけをしてくれるのもビジョンだ。
ビジョンは希望でもある。
将来に希望があれば、感情が動き、自ずと行動が生まれる。
ビジョンは、組織に関わる人々に、希望、意味、力、未来、をもたらす見えない資産だ。