フォーカス 「何を見るか?」

同じ景色を見ても、人によって見るものはさまざまだ。

花を見る人、空を見る人、人を見る人。

興味や関心によって、見えているもの、見ているものは異なる。

日常生活の中で、「何を見るか?」は、無意識に自分が決めている。

興味を持っているものにひきつけられ、自分が見たいものを見ている。

見たくないものは見ていない。

自分が、何に焦点を合わせているか?

何にフォーカス(focus)しているか?

を振り返ってみる。

悲惨に焦点を合わせれば、悲惨を見る。

幸福に焦点を合わせれば、幸福を見る。

見たものによって、感情が生まれる。

マイナス面にばかりに焦点をあてれば、気分は落ち込む。

プラス面だけをみれば、気分は沸き立つ。

感情をコントロールするのは、難しいが、何を見るか、フォーカスするものを変える、ことは自分次第でできる。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

目次