ある高収益企業の経営者が次のように言っていた。
「経営は、社内では、社員を感動させ、社外では、顧客を感動させること」
「感動」とは何だろう?
「感動」は、辞書で引けば、「物に深く感じて、心を動かすこと」と書かれている。
「感動」とは、やはり「人生の最高の価値」ではないだろうか?
こころを動かされる強いインパクト、印象。
深く、長く、こころに刻まれる・・・。
誰かにどうしても話したくなる。
こころが動くだけでなく、からだも動く。
身が震える、声が震える、あるいは息をのむ、時には涙があふれる・・・。
この一瞬に、この人に、「これ」に、出会えたことの喜び。
「そこまで・・・」
「こんなにも・・・」
という驚きが、胸を揺さぶる。
そして広がる幸福感。
社員が感動するような会社は強い。
そして、顧客が感動する商品やサービスを提供できる会社は強い(利益は当然ついてくる)。
会社のウチとソトで「感動」させることのできる経営者は素晴しいというしかない。
「感動の経営」。
シンプルだが、あまりに深い内容だ。