儲かる企業の「感動の経営」とは?

ある高収益企業の経営者が次のように言っていた。

「経営は、社内では、社員を感動させ、社外では、顧客を感動させること」

「感動」とは何だろう?

「感動」は、辞書で引けば、「物に深く感じて、心を動かすこと」と書かれている。

「感動」とは、やはり「人生の最高の価値」ではないだろうか?

こころを動かされる強いインパクト、印象。

深く、長く、こころに刻まれる・・・。

誰かにどうしても話したくなる。

こころが動くだけでなく、からだも動く。

身が震える、声が震える、あるいは息をのむ、時には涙があふれる・・・。

この一瞬に、この人に、「これ」に、出会えたことの喜び。

「そこまで・・・」

「こんなにも・・・」

という驚きが、胸を揺さぶる。

そして広がる幸福感。

社員が感動するような会社は強い。

そして、顧客が感動する商品やサービスを提供できる会社は強い(利益は当然ついてくる)。

会社のウチとソトで「感動」させることのできる経営者は素晴しいというしかない。

「感動の経営」。

シンプルだが、あまりに深い内容だ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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