情熱は伝染する

情熱とは貴重な経営資源だ。

情熱は、ひとつの才能だ。

「情熱」が、「熱すぎ」る言葉ならば、「熱意」と言ってもいい。

知性は、分析を担当する。

それに対して情熱はガムシャラだ。

盲目的に突き進むところがある。

情熱が知性と違うのは、「伝染性」があるところだ。

情熱は伝染する。

「熱」が、熱いところから冷たいところに移るのは、物理学が教えるところだ。

熱は、伝わる。

他人を熱くする。

人が熱中することは、「見もの」でもある。

しかし、最初は、傍観者であるつもりが、その人の熱意がじりじりと伝わってくる。

熱くなってくる。

熱くなると活動したくなる。

リーダーの熱意は、人に伝わる。

大騒ぎするわけでもない。

静かな熱意は、じわじわと人に伝わり、人を動かす。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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