次世代の経営幹部育成と日々の熱意

企業は、常に次世代の経営を支える人材を育成していく必要がある。

明日の経営を担う人材を育成できない企業は、永続できない。

独立した組織として永続することは、困難になる。運が良ければ、他の会社の一部として生きていくことができるが・・・。

しかし、組織は、どうしても「今日必要な人材」を求めてしまう。

明日の人材をつくるためには、明日の人材の要件と今日を担う人材の要件とを連結しておく必要がある。

今日の仕事の中における能力開発が、明日の人材になるための能力開発にそのままつながる項目を整理する。

企業の文化と価値体系の中に「人材ビジョン」を具体的に設定する。

その「人材ビジョン」を、作文に終わらせず、日々、管理者が徹底していくという熱意が必要だ。

管理者に人材育成の熱意がないと、組織は、明日、機能を停止する。

手遅れになる・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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