ジャック・アタリ 「日本の可能性」とは?

昨日、紹介したジャック・アタリ。

日本の可能性として「バイオテクノロジー」、「ナノテクノロジー」、「ロボット技術」などを挙げている。

日本では古来から食品で養った技術と人材の歴史がバイオテクノロジーにつながる。

東レなどが進める「ナノテクノロジー」も産業としての広がりを見せ始めている得意分野である。

「ロボット」については、工作機械関係に加えて民生用のロボットも増えてくる勢いだ。

こうした分野は、日本の新しい「お家芸」にもなることだろう。

一方で、ジャック・アタリが指摘する日本の課題は、人口問題。

フランスのようにキメ細かい政策を打ち出しいけば、出生率の回復も可能だ。

一方で移民も受け入れていかなくてはならない。

アメリカ、ドイツ、フランスなどが受け入れてる移民の数は多い。

我々も「国」と「民族」を分けて考えるように思考を切り替えるべきだろう。

アメリカという国は、今やスペイン系の民族が多い国になっているのではないか・・・。

諸外国から「緩慢な自殺」とも呼ばれる人口減少と日本そのものの消滅は避けたい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

目次