昨日、紹介したジャック・アタリ。
日本の可能性として「バイオテクノロジー」、「ナノテクノロジー」、「ロボット技術」などを挙げている。
日本では古来から食品で養った技術と人材の歴史がバイオテクノロジーにつながる。
東レなどが進める「ナノテクノロジー」も産業としての広がりを見せ始めている得意分野である。
「ロボット」については、工作機械関係に加えて民生用のロボットも増えてくる勢いだ。
こうした分野は、日本の新しい「お家芸」にもなることだろう。
一方で、ジャック・アタリが指摘する日本の課題は、人口問題。
フランスのようにキメ細かい政策を打ち出しいけば、出生率の回復も可能だ。
一方で移民も受け入れていかなくてはならない。
アメリカ、ドイツ、フランスなどが受け入れてる移民の数は多い。
我々も「国」と「民族」を分けて考えるように思考を切り替えるべきだろう。
アメリカという国は、今やスペイン系の民族が多い国になっているのではないか・・・。
諸外国から「緩慢な自殺」とも呼ばれる人口減少と日本そのものの消滅は避けたい。