「人間の価値とは、乗り越えた『試練』・・・」 ある経営者の感慨

ある経営者にお会いした。

創業期に大変な苦労をされ、今は大変な隆盛だ。

創業期に「鉄の意思をもってやりぬくこと」を学んだと話されていた。

その経営者は、苦労をしていた頃、NHKで放映されていたドラマの中のあるセリフが忘れられないと言う。

「人間の価値とは、一流大学を出たとか、大きな家に住んでいるとか、財産があるからではなく、人生でいくつの『試練』を乗り越えてきたかで決まる」

「試練」を乗り越えるとそれだけ財産になるというのは、勇気を与えられる。

乗り越えた「試練」の大きさと数、その財産こそが価値となる。

経営も人生も同じだ。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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