組織での「昇格」と時間の使い方

今日から、実質的に新年度が始まったところも多い。

辞令をもらって昇格した人もいるだろう。

係長、課長、所長、店長、部長、事業部長など様々な役職がある。

今までよりも一段上の立場になる。

誇らしさと期待と、そして不安も・・・。

挨拶回りが終わったら考える・・・。

一つ上の立場になったとき、「今までと何が違うのだろう?」

立場で要求されるスキル(技術)は、それぞれ異なる。

一ついえるのは、「時間の使い方」だ。

正確に言えば、「時間の配分」。

マネジメントの上で、今までの一つ下の立場と異なるのは(役職名や報酬などは別として)、時間の配分だ。

仕事そのものが変わっているはずだから、時間の使い方、時間の配分も異なる。

部下とのコミュニケーション、上司とのコミュニケーション、顧客とのコミュニケーションなどの時間

、計画に関わる時間、実績評価に関わる時間、部下育成に関わる時間、等々・・・。

「時間の配分」の変化は、行動の変化であり、意識の変化だ。

新しく職位が上がった人、昇格した人は、これまでの時間の配分とこれからの時間の配分、

何にどれだけ時間を費やすのか?を考えてみてはどうだろう?

新しく何かをやるためには、何かを「捨て、止め(断・捨・離」?)なければならない。

その「何?」の判断が難しいが・・・。

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この記事を書いた人

 劇作家の井上ひさしさんの「難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを楽しく」という言葉が好きです。さらに付け加えるとすれば、「そしてシンプルに」となると思います。
 松下幸之助さんの「経営とは、生きた総合芸術である」という言葉をラーニングデザインによって研究して、お届けしています。
 著書「直観でわかる経理のしくみ」(新版)、「直観でわかる人事のしくみ」(共著)いずれも東洋経済新報社刊など。
 経営ラーニングデザイナー。公益財団法人日本生産性本部認定経営コンサルタント。価値創造研究所所長。㈱ラーニングデザイン・アソシエーション会長。社内研修プログラム「ワールドフェイマスプログラム」開発責任者。

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